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- 2022/05/02
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↓本日はアルコーブに関するコラムです↓
マンションの物件資料の中には「アルコーブ面積」の記載があるのをご存じでしょうか。
アルコーブってなに！？と思われた方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は「アルコーブ」についてお話します。
アルコーブ
マンションの物件資料等で示すアルコーブの意味と室内のアルコーブを示す意味では少し変わってきます。
一般的にマンションでは、マンションの共有廊下を一部くぼませて小さな空間を作った、共有廊下から玄関扉までの間の空間のことをアルコーブと呼びます。
マンションの共有部分とされている事が多く、持ち主が私用で使えるものではありません。
アルコーブと玄関ポーチの違い
それって玄関ポーチの事！？と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
次にアルコーブと玄関ポーチの違いについてお話します。
玄関ポーチはもともと一戸建てに作られるもので、玄関の前に庇（ひさし）を作って、雨に濡れず直射日光にも当たらないようにしている場所のことを指します。
マンションで玄関ポーチという言葉を使用する際は、門扉があるかどうかがポイントです。
面積は通常アルコーブ≦玄関ポーチとなります。
一般的に、角部屋に玄関ポーチが設置され、それ以外の部屋にアルコーブが設置されることが多くなります。
アルコーブがある事のメリット
安全性が高まりプライバシーが守られる
離れた場所からでは、玄関前の空間が凹んでいる事で、出入りが見えにくくなり、通常では玄関扉を開けると部屋の中が見えてしまいますが、それを防ぐ事ができプライバシーが守られます。閉鎖空間ではない、適度な目隠しとしてアルコーブは有効です。不審者も部屋の様子を見にくいので、安全性が高まります。鍵の開け閉めの様子なども外からは見えにくいという利点もあります。
共有廊下の通行を妨げない
通常の共有廊下だと、開けた扉を通行人にぶつけてしまう危険や隣人間のトラブルにも発展しかねません。
アルコーブがあれば扉を開けても独立した空間の中なので通行人に扉を当たってしまうことはありません。
玄関の扉を開けるときに毎回通行人の有無を確認する必要もなく、ストレスなく玄関の出入りができます。
すっきりして見える
アルコーブがあることで空間に余裕ができて、ゆとりある空間ですっきりして見えるので、
おしゃれな雰囲気になるのもメリットです。
アルコーブがある事のデメリット
建築費が高くなる
アルコーブを作るためには余分な面積が必要となりますし、建築も複雑になり、費用が高くなります。
今後、マンションへの入居や購入予定の方は
アルコーブの有無の確認を行い検討して頂きたいと思います！！！！！
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