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本日のコラムです↓

 

今回は「旧耐震基準と新耐震基準の違い」についてお話します。

 

耐震基準

耐震基準とは、建物を建築する際に満たしていないと建築ができない基準です。
現在「旧耐震基準」と「新耐震基準」があり、基準の内容が違います。

新耐震基準が出来たのかきっかけは、震度5をこえる宮城県沖地震で建物の倒壊など甚大な被害がでました。
その後、1981年6月から新耐震基準が適用されました。

旧耐震基準

1981年6月以前に建築確認をされた物件に適用されており
その基準は、震度5の地震で「倒壊しない」ことを基準にしています。
つまり、震度6以上の地震を想定していないということです。
震度6以上の地震がおきる可能性が十分にある日本では「倒壊する危険性が高い」といえます。

 

新耐震基準

1981年6月以降に建築確認をされた物件に適用されており
・震度5レベルの地震ではほとんど建物が損傷しない
・震度6以上の地震でも倒壊しない　となっています。

建築年月日が同じでも物件それぞれで耐震性能は違いますが、

買主からすると震度6以上の地震に耐える設計をしている事へ安心感・価値に違いが出てきます。

 

旧耐震基準物件のデメリット

・住宅ローン控除が利用できない

住宅ローン控除とは「年末のローン残高×1%」を所得税・住民税から控除するという制度です。

つまり、旧耐震基準では住宅ローン控除をうけることができないのです。

 

「例外」

築25年が過ぎていても控除をうけることができる条件もあります。

①既存住宅売買かし保険の付保
②耐震基準適合証明書の取得

 

・贈与税の非課税制度が利用できない

直系尊属から居住用に新築もしくは取得するために金銭を贈与された場合に、

一定金額まで贈与税が非課税になる制度です。

 

・不動産取得税や登録免許税の優遇が利用できない

 

上記の事を考慮した上で納得できる物件を購入するようにしましょう！！！

 

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