空き家の売り急ぎで市場の不動産価格下落が予想される???
- 新着情報
- 2015/05/21
総務省統計局のデータによれば、全国の総住宅数は6,063万戸で、5年前に比べて305万戸
(5.3%)増加。そのうち、空き家数は820万戸と、5年前に比べて63万戸(8.3%)も増加
しています。 空き家率(総住宅数に占める割合)は、過去最高を記録しています。
そんな現状を踏まえ、固定資産税が6倍になる影響を考えてみるとこれまでは安い固定資産税
を支払ってきた人、例えば四半期に3万円の固定資産税であれば、「3万円×4回×6倍=72万円
」になり通常より60万高くなります。
これにより、全国で空き家が建っている土地の売却が進めば売り急ぎで市場の不動産価格は
下落していくと予想出来ます。
このように、土地と建物を保有するリスクは、突然、顕在化してきます。
仮に「特定空き家等」に該当する空き家を持っている人は、早めの
処分を検討した方が得策ではないでしょうか!