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本日のコラムです↓

 

 

土地の売買譲渡ごとに地券を交付する地券制度は、明治5年に創設され、

明治22年の地券制度廃止で地券台帳から土地台帳に代わりました。

その後、不動産登記法が制定され、昭和35年には土地台帳法が廃止されました。

平成17年には、電磁的記録の登記記録となりました。

土地の利用履歴調査とは、「土地の登記事項証明書」→「コンピュータ化に伴う

閉鎖登記簿」→「合筆、滅失などによる閉鎖登記簿・記録」→

「移記閉鎖による登記簿謄本」→「旧土地台帳」へと、過去にさかのぼる調査です。

 

 

 調査手順は、土地の「登記事項証明書」を申請する際に、もう1通、黒色の帯の用紙で、

所在・地番は同じで「コンピュータ化に伴う閉鎖登記簿」を申請します。

さらに、もう1通、黒色の帯の用紙で、「合筆、滅失などによる閉鎖登記簿・記録」を

申請します。そのときに「閉鎖登記簿・記録」の文字の横あたりに

「移記も」と書き加えます。

 

 

次に「旧土地台帳の写し」を申請します。

しかし、土地台帳規則は廃止されているため、法務局のカウンターに「土地台帳」の

申請用紙はありません。

このため、別の黒色の帯の用紙を利用して記載する「所在・地番」は、閉鎖登記簿謄本などの

最も古い所在・地番で土地台帳を申請することがポイントです。

 

 

これまでと違うのは、今、記載した所在・地番の下に「(旧土地台帳の写し)」と

カッコ書きで追加注文の旨を記載します。

ここで大切なことがあります。この書類の申請時の所在・地番は、〇〇番〇〇という場合は、

枝番があるため、分筆前の親番も申請します

(旧土地台帳の写しは、現在までのところ、無料で交付されます)。

 

 

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担当：北垣