空き家になった実家の「たたみ方」にもコツがある!
- 新着情報
- 2015/05/24
だれも住まなくなったからといっても、実家の売却を早急に決断出来る人は、多くいません。
親が介護施設に入居して住む人がいなくなったとしても、もしかしたら親が「たまには家に
戻りたい」と言うかもしれないので簡単に処分(売却)することを決断出来るものでもありません!
親が亡くなって実家を相続した場合も、思い出のつまった実家です。
誰も住まないからといっても、なかなか手放すことができないのが普通です。
気持ちの整理がつくまで、それなりの時間がかかるものです。
とはいえ、空き家になった実家を維持するには、コストがかかります。
相続した実家に住むのなら、相続税が軽減される特例もあります。
しかし住まないのであれば適用されません。
また、建物や庭のメンテナンスに手間も費用もかかります。
遠方なら交通費もかさみます。
手入れをせずに放置していると、ご近所から苦情が出るようになります。
役所から「周囲から苦情が出ているので、何とかしてください」と連絡が入るようになって
やっと処分することを決断するという場合が少なくないのです。
今後は、「特定空家」に指定されると、固定資産税が6倍に跳ね上がります。
そして最終的には撤去命令が出されます。解体費用も大きな負担となります。
思い出いっぱいの実家を手放すのは忍びないかもしれませんが、残念ながら、
空き家になった実家は「金食い虫」でしかありませんので早くから売却を
考えるのも1つの選択肢となります。