気候変動で不動産価格に影響!?
- 新着情報
- 2016/07/20
「気候変動が金融安定にとって明らかに課題とわかった時点では“時すでに遅し”の可能性がある」。これは2015年9月にイングランド銀行総裁であり、金融安定理事会(FSB)議長であるマーク・カーニー氏が行ったスピーチの一部です。FSBとは主要25カ国・地域の中央銀行、財務・金融当局や世銀などが参加し、金融システムの脆弱性への対応や金融システムの安定へ協調促進する機関です。
気候変動がもたらす金融リスクは、近年の異常気象によって世界中で頻発している大災害などで、2005年に米国で発生したハリケーン・カトリーナもその一つです。死者1700人以上出た大惨事となりましたが、住宅ローンの貸し付け損失が発生して約3兆円の被害がもたらされました。また、こういった災害による保険料も、気候の変動とともにその額が増えていく可能性が高いのです。
金融が不安定になってくると不動産の価格にも影響されます。不動産への融資、住宅ローン金利の問題等が出て総量規制も出てくる可能性もありますので常に世の中の変化とともに気候や災害にも注意をはらう必要があります。
現在は不動産の価格が上昇傾向です、売却するにはタイミング的には良い機会と考えるのは私だけでしょうか?
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