建蔽率・容積率ってそもそも何??
- 新着情報
- 2019/10/09
マイダスの北垣です!!
秋の声が聞こえる美しい季節が到来しましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日はお問い合わせの多い、建蔽率・容積率のお話をしたいと思います
物件をお探しのお客様はよくこの言葉をお目にかかることが多いかと思います
そもそも、これは何??まとめました!!
建蔽率(けんぺいりつ)
→敷地面積に対する建築面積の割合
建築面積→築物の外壁、柱の中心線で囲まれた部分の面積のことで建物
の1階部分の面積
⇒ところで建蔽率の必要性??
例えば、敷地面積に対して100%の建物を建ててしまうとお隣との壁と壁は数センチしか距離がないですよね
私生活にも問題をきたしますし、もし火事があったらこれまた大変です
建蔽率は建築物が敷地をどれくらい覆ってしまってよいかという数値
→例えば・・・100㎡の敷地面積に、50㎡の建築面積の建物を建てた場合、その建蔽率は50%
→用途地域ことに都市計画として上限が定められている
↓用地地域ごとにまとめました↓
○第一種・第二種低層住居専用地域、田園住居地域→30・40・50・60%
○第一種・第二種中高層住居専用地域→30・40・50・60%
○第一種・第二種住居地域、準住居地域→50・60・80%
○近隣商業地域→60・80%
○商業地域→80%
○準工業地域→50・60・80%
○工業地域→50・60%
○工業専用地域→30・40・50・60%
↓建蔽率が緩和される場合↓
次の建築物を建築する場合は、建蔽率が10%緩和されます!
○建蔽率が30%~70%で指定されている区域→○防火地域内にある耐火建築物
○街区の角にある一定の敷地内にある建築物
ちなみにすべてを満たしていると20%緩和されます!!
容積率(ようせきりつ)
→建築物の延べ面積(各階の床面積を合計した面積)の敷地面積に対する割合
→土地に対じてどれくらいの大きさの建築物を建築できるのかを示すもの
延べ床面積とは家の床面積の合計
→1階が50㎡、2階が60㎡の場合の延べ床面積は110㎡
例えば土地の面積が150㎡で建蔽率50%、容積率100%であれば
延べ床面積で150㎡の家が建設可能
→1階75㎡、2階75㎡の2階建ての家が建設可能!!
わかりにくいお話もあるかと思いますので疑問に思うことがございましたら
お気軽にお問い合わせくださいませ!!
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担当:北垣(きたがき)
参考文献 大澤茂雄『図解 いちばんやさしく丁寧に書いた不動産の本』成美堂出版,2019年,p.132