住宅の買い時とは???
- 新着情報
- 2015/06/01
賛否両論ある「アベノミクス」ですが、2014年の不動産市況はアベノミクスに大きく影響されて活況だったと言えます。とりわけJREIT、そしてファンドのお金が流入する大型案件、1棟もの賃貸住宅やワンルームなどの投資用不動産だけではなく、実際に購入者が住む住居用の不動産売買も活況でした。2015年もこのまま不動産市場の流れは続くのでしょうか。
消費税増税先送りなどチャンスがいっぱい
消費税率の引き上げが2017年3月まで先送りとなりました。
このことは、金額が大きい住宅の購入を検討される人にとって有利であることは間違いありません。ただし、住宅の買い時感を生み出す要因はこれだけではなく、「金利」・「価格」・「税制」・「物件数」などが主な要因になります。
今、都市部では物件数が減っており価格も上昇気味のため、希望や条件に合う物件にめぐり合うことが難しくなっています。一方で、金利は史上最低であり、住宅ローン控除で戻る金額も大きくなっているため、総合的にみれば家を買いやすい状況だといえます。
しかし、市場で買い時の追い風が吹いていても、家を必要とするタイミングは人それぞれであり一概に決めることはできません。「子供が誕生したり、成長したりで家が手狭になった」、「結婚したので新居が欲しい」、「家賃がもったいない」からなど、住宅購入のタイミングが訪れてきている人ならば、今はまさに買い時と捉えていいのではないでしょうか。