任意売却とは???
- 新着情報
- 2015/05/14
不動産を売却するためには抵当権の抹消が必要 不動産を購入する際、ほとんどの方は
住宅ローンを組まれますが、債権者(金融機関)は、融資の担保として、購入された
不動産に抵当権を設定し、返済が滞った場合の保険をかけるのです。
抵当権がつけられた不動産を売却するためにはこの抵当権を抹消する必要があります。
抵当権抹消のためには住宅ローンの残額をすべて返済しなければなりません。
売却価格が住宅ローンの残高よりも高ければ、売却資金で住宅ローンを返済すればよい
ので売却可能ですが、売却価格が住宅ローンの残高以下の金額でしか売れない場合売却
しても残債全額を完済することが出来ません。
不足分を現金で補うことが出来れば抵当権を抹消してもらえますが、お金がなければ抵当権
を抹消してもらえません。よって毎月の住宅ローンが支払えないから売却しようとしても、
抵当権が抹消されないため、売却する事も出来ないのです。住宅ローンの残高あるまま抵当権
を抹消してもらうのが任意売却になります。
住宅ローンを支払えない、売却もできないという状況が続けば、競売になってしまいます。
そうなれば時間もかかり安値で落札される可能性もあります。
不動産を競売になる前に債権者とあなた(債務者)の合意の上で、
一般市場において売却する手続きが「任意売却」になります。