不動産引渡し前のトラブル事例
- 新着情報
- 2019/03/14
おはようございます!
営業の下田です。
さて今日は
買った家が引渡し前に不可抗力(例:落雷)で滅失(例:全焼)した場合、買主は全額を支払わなければならないのか?
というコラム記事を書きます。
自分が買主だったら・・・想像しただけでもゾッとしますよね。
例えばAさんの家をBさんが一億円で買ったが引渡し前に落雷で全焼したとします。
果たして代金債務一億円が消えてなくなるのか?それとも残るのか?
この問題を危険負担と言います。
つまり不可抗力で家が全焼という危険(損失)をAさんBさんのどちらが負担するのか?という問題ですね。
答えはBさんです。
双方の売買契約は意思表示だけで成立するものですので、家の所有権は既にBさんです。
そのあとで家が全焼しても買主Bさんが自分の所有物を失うに過ぎないという事になるのです。
だからBさんはAさんに当然全額を払わなければなりません。
ただしAB間の契約に条件が付いていた場合などの例外もございます。
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下田が責任をもってサポートさせて頂きます。
担当:下田