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↓本日のコラムです↓

 

「2項道路」

家を建てるときは、その土地が幅員4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。これを接道義務といいますが、ここには例外が存在します。それが2項道路です。それでは2項道路とはどのようなものか、本日は説明していきます。

・2項道路

先程述べた、幅4m以上の道路に2m以上接していなければならない、というのは建築基準法で定められています。それには、救急車など公共のサービスがいきわたりやすくなるようにする目的があります。しかしそれでは建築基準法が定められる以前の建物は対象外になります。それを救済するために存在するのが2項道路と呼ばれるものです。この2項道路として認められるための要項が、①建築基準法が適用される以前にあった②4m未満③特定行政庁が指定している、です。これらが満たされていれば家の建築が可能となります。

・注意点

先ほど、2項道路として認められれば家の建築が可能になると申し上げましたが、注意するべき点があります。それは、セットバックすることです。セットバックとは、前面道路の幅が足りていないときに敷地面積を必要面積分後退することで接道義務を満たすことができます。セットバックしたからといって道路上に建築することも認められません。古家を購入する際はこれらの点を踏まえた上で購入するべきか否か、検討しましょう。

 

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