オーナーチェンジ物件を売買する時のメリットとデメリットとは?
- 新着情報
- 2015/05/24
空室の賃貸物件を購入したときには、新たに賃借人を募集し、入居するまでは賃料収入を得られ
ないほか、実際にいくらで貸せるのかが確定できない面もあります。
中古物件なら事前にリフォームが必要となる場合も多いでしょう。
しかし、オーナーチェンジ物件であれば購入して所有権を得た日からの賃料が自分のものになるの
です。そして賃料の額が明確になっているため、利回り計算など投資計画が立てやすいメリットも
あるです。
又分譲マンションを賃貸目的で購入する場合には、一般的に空室よりも賃貸中のほうが売買価格は
安く設定されます。入居者の居住する権利(賃借権)によって、自己使用の制限を受けるためです。
それを売却する売主の立場からみれば、一般市場での売却でも業者による買取でも、空室の場合に
比べて安くなってしまうことがデメリットでしょう。
オーナーチェンジ物件の売買にあたっては、原則として賃借人が居住している室内を見ることがで
きません。賃貸借契約の内容と外観を確認しただけで数千万円の買い物をすることになり、内部の
状態がどんなに悪くなっていても、賃借人が退出するまで判明しないのです。そのようなリスクが
伴うことが最大のデメリットでしょう。室内の附属設備の種類など、書面で分かるものについては
購入前にしっかりと確認しておくべきです。
また、オーナーチェンジ物件とはいえ、当然ながらいつまでも家賃収入が保証されているわけでは
ありません。購入した翌日に賃借人から退出の申し出が届くこともあり得る話です。
売買をしてから新たに生じた事態について、売主の責任を問うことはできず、空室リスクは常に考
えておかなければなりません。さらに、前のオーナーが「なぜ手放すのか」についても注意を払う
ことが必要です。
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